【解説】ピックの種類と特徴とは!エレキやアコギに合うのはどの形?

ACCESSORY
この記事から分かること
  • ピックの種類
  • 形や材質による特徴
  • エレキやアコギにあうのはどんなピック?
  • 初心者が買うならどんなものが良いの?

ピックの種類

【解説】ピックの種類と特徴とは!エレキやアコギに合うのはどの形?

ギターを弾くには欠かせないアクセサリーが『ピック(pick)』です。

ピックは色々な要素が組み合わさり、少し複雑な種類分けとなっています。

形、厚さ、材質、硬さの4項目がピックの種類分けで重要となってきます。

それぞれにどのような特徴があり、どのような演奏に適しているのか見ていきましょう!

ピックの形

まずはピックの形による種類分けからです。形で分けると4種類になります。

  • ティアドロップ型
  • トライアングル型
  • ジャズ型
  • サムピック型

 この中でもよく使われているのが、『ティアドロップ型』『トライアングル型』ですね!

使いやすさや弾き心地は人によって感じ方が違う部分もありますが、初めて買うならこの2種類のどちらかがオススメです。

とは言っても用途によって使うピックは様々なので、何種類か持って置いて損はのがピックです!

ティアドロップ型

ティアドロップの由来通り、涙の雫の形をしたピックの名称です。

  • もっともポピュラーな形の1つ
  • 先端に向かうにつれてシャープになっているのが特徴
  • 先っぽが尖っているため、繊細なピッキングがしやすい
  • 弦へのひっかかりが少なく、ソロプレイや、アルペジオなどに向き

私は、よくティアドロップ型を使っているのですが、コードストロークも問題なく弾けるし、ギターソロの部分なども弾きやすくて気に入っています。

トライアングル型

通称、『おにぎり型』。言葉の通り三角形のピックです。

  • 3つの頂点どこでも弾くことができるため、長持ちする
  • 指で持った時にしっかりホールドでき安定感がある

コードストロークや、カッティングに向いていて、初心者にも扱いやすい形です。

ジャズ型

ティアドロップの先端をさらにシャープにし、サイズも小さくしたような形なのが特徴。

ハードロックや、ヘヴィメタルに向いている。

サムピック型

アコギ等をフィンガーピッキングで演奏する際に使われる形のピック。thumb(=親指)にはめて使うことからサムピック(フィンガーピック)と呼ばれたりします。

ピックの厚さ

ピックの厚さにも種類があり、こちらも4種類に分かれています。

名称厚さ
Thin(シン)  約0.5mm~
Ⅿedium(ミディアム)     約0.7mm~
Heavy(ヘビー)  約1.0mm~
Extra Heavy (エクストラ ヘビー) 約1.15mm~

厚さに関しての特徴は少し初心者には分かりづらいかもしれませんのでご了承ください。。

厚さによって変わってくるのは弦を弾いた際のレスポンス(反応)とアタック音が変わります。

レスポンスアタック音
厚い早いはっきりした音
薄い遅い柔らかい音

また薄いピックは、軽い力で素早いストロークが可能ですが、大きな音は出ずらく、

厚いピックは、逆に大きな音が出しやすく、割れにくいため早弾きなどに向いています。

アコギで弾き比べると音が顕著に出ますのでわかりやすいですね!!

ピックの材質

続いてピックの材質によっての種類です。セルロイド製が1番よく使われている材質になります。ずらっと特徴を見ていきましょう!

名称特徴
ナイロン 硬めで摩擦に強いが滑りやすい
セルロイド 一番ポピュラーで柔軟性◎多少ざらつく
ウルテムべっ甲や人の爪に似た材質
ポリアセタールプラスチック製、消耗しにくく汗と環境変化に強い
トーテックスエフェクターでも有名なブランドが出してるカメの絵のピック 耐久性◎
べっ甲 しなりが◎、見た目もクラシックで洒脱

ピックの硬さ

最後はピックの硬さについてです。厚さとも似ているところがありますが、ピックには同じ厚さ同じ材でも硬さが異なる種類が発売されていることがあります。

硬さの指標に関しては、単純に『HARD(硬い)』『SOFT(柔らかい)』です。

音への影響は厚さと同じような感じですかね。

ピック1枚選ぶにもデザインや形、厚さ、材質、硬さなどたくさんの項目があります。その中から自分の演奏スタイルを好みに合うピックをぜひ探してみてください!

1枚だいたい100円くらいなので手軽に買えるのも嬉しいですね。

ピックも消耗品です。すぐに削れてしまうので何枚持っていても損はないので気に入ったものは複数枚買っておくと良いかもしれません。

初心者にオススメのピック

初心者にオススメのピックを2つ紹介いたします。

『トーテックス』のおにぎり型のピック

1つは先ほど材質のところでも紹介した私も愛用しているピック『トーテックス』のおにぎり型のピックです。

ギターを始めたばかりの頃はピックを持って弦に当てるとピックをちゃんと抑えられずにずれてしまうことが多いです。

おにぎり型なら大きいため持った時の安定感も高く、初心者でも弾くときのピックのずれが起きにくくなります。

見た目も触り心地もマットな感じで意外と可愛い一品です。厚さによってカラーバリエーションも異なるのでお気に入りの厚さと色を選ぶと良いと思います。

Ibanezの『カレイドピック』

2つ目は初心者にというより、見た目重視で選ぶ方にオススメの一品です。

この記事のサムネイルにも使用している、Ibanezの『カレイドピック』です。

このピックの特徴はなんと言ってもそのデザインです。『カレイド』は、日本語で『万華鏡』(正確には、カレイドスコープですが)の意味を持っているので綺麗で美しい理由がわかりますよね!

形はティアドロップ型で厚さも4種類から選べるようになっています。

1枚ずつもオンラインサイトで購入できますがAmazon限定で6枚パックも売られているのでぜひチェックしてみてください!

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