- Lumber(ランバー)ってどんなブランド?
- 品番の見分け方と選び方
- Lumber(ランバー)のおすすめポイント
楽器業界の小売店の中でも大きな勢力を持っている島村楽器。日本の47都道府県のほとんどに店舗を展開しており、海外にも店舗を構えています。
店舗での販売だけでなく、オンラインストアやスタジオ、音楽教室、オリジナルブランドの製造販売など幅広く活動しています。
複数展開しているオリジナルブランドの中でも今回紹介するのはアコースティックギターのブランド「Lumber(ランバー)」。
どんな特徴がありどんなメリットがあるのか解説していきたいと思います。
Lumber(ランバー)
ランバーは初心者向けに手に入れやすく、音楽を好きになってもらいたいと作られた島村楽器オリジナルのアコースティックギターブランドです。
展開しているギターの種類は大きく分けて4種類。
- アコースティックギター
- エレクトリックアコースティックギター
- クラシックギター
- ガットギター
アコースティックギターの中にはボディのサイズからさらに種類が分かれています。
品番 | 種類 |
---|---|
LD30 | ドレッドノート |
LF30 | フォークギター |
L100M | ミニギター |
LF30CE | エレアコ |
ドレッドノートとは実際にあるイギリス海軍の戦艦の名称で、ドレッドノートのように大きなギターということから大きめのアコギのことを「ドレッドノート」と呼ぶようになりました。
大きめのボディだからこそ、音量もしっかり出るのが特徴です。
フォークギターは一般的なアコースティックギターサイズと思ってもらえればOKです。
なので普通にギターが欲しいと思っている方はこのフォークギターを買えば間違いありません。
ミニギターは普通のサイズより小さめのアコギです。弦長(スケール)が580mmと短めになっており手が小さい人や小柄な人でも取り回しがしやすいようにと作られています。
エレクトリックアコースティックギターとは通常エレアコと呼ばれるエレキギターの特徴を兼ね備えたアコギのことを言います。
通常アコギは生音で大きな音がなるのでアコギ1本有ればどこでも演奏を楽しむことができます。
しかし音色を変化させたり、音量を調節することは出来ません。
そこでエレキの特徴(アンプに繋いで音を出す)を取り入れることで音を変化させることができるようになりました。
生音でも十分な音量を確保し、アンプに繋いでも音の変化を楽しめる1本で2度美味しいギターなのです。
またランバーのエレアコのみカッタウェイが施されています。
カッタウェイとはボディの上側を抉り切ったような加工のことで高い音程部分を弾きやすいようにするために施されています。
クラシックギター、ガットギターの詳しい説明は割愛しますが音楽のジャンルが違うと思ってもらえれば良いです。
知りたい方はこちらを参照ください
関連記事:アコギの種類と特徴!エレアコとフルアコの違いを徹底解説!
ランバーの特徴とスペック
価格
ランバーはなんと言っても価格が激安です。
ランバーの中でも最高値は2万5000円以下となっており、安いものは1万5千円で購入出来てしまいます。
初心者からすると少し高いと感じるかもしれませんがギターとしての最低限の品質と安さを実現しようとすると妥当な金額な気がします。
私も実際に購入し持っていますが、使い心地も特に違和感はなく、満足しています。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは3色取り揃えており、よくあるザ•アコースティックギターのナチュラル、高級感漂うヴィンテージサンバースト、真っ黒のトランスペアレントブラックです。
サンバーストとはレスポールによく使われる塗装模様の種類で外の色味が濃く、中に行くにつれて薄くなっていくような塗装のことを指します。
スペック
スペックとしては良い意味でも悪い意味でも普通です。
音量もそれなりにでますし、めちゃくちゃひどいなという感じはしません。ひどくないってのはとても大事です。
安いギターはネックが反りまくっていたり、細かい傷がたくさんあったりと中にはひどいギターをあります。
ランバーは店頭に並んでいるものを購入も出来るので実際に自分の目で見て購入することが出来るのが大きなメリットかもしれません。
ランバーはこんな人にオススメ
ランバーはこんな人にオススメです
- ギターを初めて買う人
- 出来るだけお金はかけたくない人
- とはいえ酷すぎるものは買いたくない
- ある程度信頼のおけるところで買いたい
他の機材は買わずに家の中や小さなスタジオ、発表会などで使う分にはフォークギター を買うのがオススメです。
ギター一本購入するだけでどこでも音楽を始めることができます。
逆に音を少しいじりたい、もっと大きなところでも使うかも知れないという方はエレアコを購入することをオススメします。
追加でアンプやシールドを購入しないと行けませんがスタジオに行けば無料で貸し出ししてくれるので家ではアコギとして、スタジオではエレアコとして使うこともできます。
またバッグやピック、クロスなど最低限必要なものが付属でついてくるので嬉しいところですね!
Lumber購入を検討していた人の参考になれば幸いです!
ご覧いただきありがとうございました。
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