- GIO Ibanezってどんな感じ?
- 2万円くらいで買えるけど性能はどうなの?
- 私が持っているGIO Ibanezのレビュー
- ジオアイバニーズの良い所と悪い所
GIO Ibanezとは?Ibanezとの違い
『GIOIbanez(ジオアイバニーズ)』とはIbanezの中の初心者向けに作られたシリーズです。
コンセプトは「ステージへ最速」!ギターを買えばステージに必要な小物類(※)がついてくるのですぐにギターを始められ、小物セットを持っていけばそのままスタジオなどで使用することができるのが嬉しい点です。
(※付属のアクセサリーキットの中に入っているもの「ピック・チューナー・シールド・クロス」)
通常のIbanezはヘッドロゴにIbanezと入っているだけですが、GIOIbanezはヘッドロゴにGIOIbanezと書いてあるのも違いの1つです。
初心者向けに作られているので価格は安く2万円ほどです。驚くほど安いですよね!
そんなに安いならしょぼいんじゃないのか?
ではGIOIbanezのスペックと共に私の使用した感想も紹介していきます。
GIOIbanezエレキギターの種類
GIOIbanezのエレキギターには3種類あります(2020年1月現在)
品番名が『GRX40~』『GRX70QA~』『GRG170DX~』で始まる3種類です!
『GRX40~』シリーズ
GRX40シリーズは、GIOIbanezの中でも最安値のギターです!
ボディの形もまさしくストラトギターと言う形をしています。カラーバリエーションも豊富なので、自分のお気に入りの色を選ぶことができます。
カラーバリエーションは赤、緑、青、黒、オレンジのサンバーストの5種類です!
- ボディエッジ(ボディの角)は丸みを帯びた作り
- ピックアップはSSH(シングル,シングル,ハムバッカー)
- ピックガード付き
- 22フレット
- 5点式ピックアップセレクター
- ボリュームとトーン
- トレモロアーム付き
『GRX70QA』シリーズ
GRX70QAシリーズは、40に比べると多少値段は上がりますがそれでも誤差範囲のギター業界では比較的安価なギターシリーズです。
40とは違いボディには綺麗な杢目がついています。シリーズは基本的に黒色ベースに赤、緑、黒、青の4種類のカラーバリエーションです。
この綺麗な模様はメイプルに現れる『キルテッド』と言う杢目模様です。本物なら高額になってしまうので人工的に作り出されたキルテッドメイプルだと推測されます。
- ボディエッジ(ボディの角)は丸みを帯びた作り
- ピックアップはHSH(ハムバッカー,シングル,ハムバッカー)
- ピックガードなし
- キルテッドメイプル
- 22フレット
- 5点式ピックアップセレクター
- ボリュームとトーン
- トレモロアーム付き
※赤色はGRX 40との違い
『GRG170DX』シリーズ
GRG170DXはGIOIbanezながらIbanezの人気ボディシェイプ『RG(ロードギア)』の形を取り入れたまさに「Ibanezのギター」です!
『RG(ロードギア)』のボディシェイプ(ボディの形)は、カクカクで鋭い印象のボディ形状が特徴です。Ibanezのハイエンドシリーズ『j,custom(ジェイカスタム)』でも使われている人気の高いボディシェイプが安く手に入れられることで話題にもなりました。
カラーバリエーションは黒しかないのが残念な所です。
- RGシェイプ(カクカク)
- ピックアップはHSH(ハムバッカー,シングル,ハムバッカー)
- ピックガードなし
- 24フレット
- 指板の周りに白いバインディング
- シャーク・トゥース・インレイ(サメの歯を模したポジショニングマーク)
- 5点式ピックアップセレクター
- ボリュームとトーン
- トレモロアーム付き
GIOIbanez各種類の比較早見表
GRX40 | GRX70QA | GRG170DX | |
---|---|---|---|
ボディシェイプ | 丸み | 丸み | RG(カクカク) |
ピックアップ | SSH | HSH | HSH |
ピックガード | あり | なし | なし |
フレット数 | 22 | 22 | 24 |
カラバリ | 5色 | 4色 | 1色 |
特徴 | 特になし | キルテッド | シャークトゥースインレイ |
価格 | 約17,000円 | 約19,000円 | 約22,000円 |
共通スペックとして、ボリュームとトーン、トレモロアーム、5点式ピックアップセレクターがあります。
GIOIbanezを使ってみたレビュー
私が持っているGIOIbanezは少し古いのですが、今で言うGRX70QAシリーズの黒色を持っています。今でもたまに使用するほど気に入っています!
使用してみて感じた良い所と悪い所をまとめてみました!
◆良い所
- アンプに繋いだ時の出力(音)も十分出る
- ノイズも少ない印象
- メタルに強いIbanezが作っているからか、構えた時に安定性がある(ヘッドとボディの重量バランスが良い)
- パッと見た感じ綺麗
◆悪い所
- 細かな塗装が甘い
- ブリッジの弦を固定するところに弦のボールエンドがフィットし取りにくい
- ネックのジョイントが緩く少し動いてしまう
- 個体によって色ムラがある
だいたいこんな感じでしょうか?
全体的に評価するとこの値段の割にはとても優れた商品だなと感じます。
GIOIbanezのエレキが初心者にオススメな理由!
良い所と悪い所を紹介しましたが、初心者でギター選びの際に気にすると良い所は、
『出力の大きさ』『構えた時のバランス感』『見た目』の3つです!
しょぼいピックアップを使っている安物のギターだと、アンプを通した時の音量(出力)が小さくしょぼくなってしまいます。
GIOIbanezは
出力の大きさ〇
構えた時のバランス感◎
見た目△
と言ったところでしょうか。
「見た目△」は悪い所でも書きましたが、同じ品番のモデルでも個体によって色ムラを感じました。(違う店舗で見たところ・・・)
GRX40は気になりませんが、GRX70は発色の良さが個体によって違う気もするので、店頭で現物を見て購入するほうがいいかも知れません!
『2万円で買える初心者向けギター』まとめ
やはりさすがギターメーカーの中では大手に分類されるibanezのギターと言う感じでした!
初心者向けに作られたギターなので値段を抑えるために多少作りの甘い部分もありますが、ギターの性能としては十分すぎるほどと感じました。
ただし、GRX70QAシリーズは個体によって色の差があるので、購入の際は現物をみるかネットなら安全なGRX40シリーズや黒色などを購入することをオススメします。
ご覧いただきありがとうございました。
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