- アクティブベースの特徴
- パッシブベースの特徴
- アクティブベースとパッシブベースの違い
アクティブベースとは
【アクティブベースの特徴】
- BASS(ベース)やMID(ミッド)、TREBLE(トレブル)などがついている
- 電池が入っている
- 外部のノイズを受けにくい
- 長いシールドを使ってもノイズが出ない
- エフェクターとの相性◎
- 深く歪みもクリーン(綺麗な音)もよりクリーンになる
- ローインピーダンス
アクティブベースとはベース本体に『プリアンプ』を内蔵しているベースのことを指します。
『プリアンプ』とは音色をより細かく調整出来る機械で、このプリアンプがあるおかげで、コントロール部分のBASSやTREBLEなどが調整できるようになるんです。
しかしプリアンプを組み込むことで外部電源が必要になってしまいます。そのためにアクティブベースには必ず電池(9vの四角い電池)が入っているのです。
電池は当たり前ですが、消耗品なので定期的に交換してあげましょう。音がしょぼくなってきたなと感じたら電池切れが原因ということもよくある話です。
このプリアンプ(増幅回路)には『インピーダンス(内部抵抗(Ω))』が関わってきます。
インピーダンスには『ハイインピーダンス』と『ローインピーダンス』があります。イメージとしてはハイなほど(内部抵抗が大きいほど)ノイズ(雑音)を拾うと思ってください。
通常何もしなければハイインピーダンス(パッシブ)なんですが、そこにノイズを軽減するためにプリアンプを使ってローインピーダンスになるまで抵抗を下げているのです。
【要約すると…】
アクティブベースは、音の出せる幅が圧倒的に広いのに加え、パワフルで、ハッキリした音が出すことができます。しかし悪くいってしまうと回路で作られた音のようなものですね!
エフェクターなどで、しっかり音を作る人向けな部分もありますが、
パッシブに比べると音の幅が広いことでカバーできるジャンルも多くオールラウンダー的なポジションのアクティブベースが初心者向けだと思います!
パッシブベースとは
【パッシブベースの特徴】
- ボリュームとトーンのみ
- 電池は不使用
- 外部のノイズを受けやすい
- ナチュラルな本来の音がでる
- ハイインピーダンス
- 細かなニュアンスが表現できる
パッシブベースはアクティブとは打って変わり弦の振動により自家発電するタイプでのベースです。なので、電池を使わない分電池切れなどのトラブルが一切ないのが魅力的です。
こちらはハイインピーダンスなので、外部のノイズを受けやすいですが、木材の鳴りを生かしたまさしく『ベースの音』が奏でられます。
ナチュラルな音がでるので、弦の振動を如実に捉えることができるため、演奏者の細かいニュアンスや癖などがしっかり音に現れてくれます。
アクティブに比べると良い所が少ないようにも思いますが、『ベースの本来の音』が出るというのは大きなアドバンテージなのです!
アクティブベースとパッシブベースの違い
カタカナでなかなかそれぞれの違いが掴みにくいアクティブとパッシブ。
1番の大きな違いは電池が入っているかいないかですね!
細かいところではコントロールノブが違ったり、音色まで変わってくるのでどちらが優れているかというよりそれぞれに良さがあり、演奏者の好みで好きな方を選ぶのが1番ですね。
ベースの中には、スイッチをいじるだけでアクティブとパッシブを切り替えられる↓(下リンク)のような優れものもありますので、両方使い分けたいって方は切り替えができるベースを購入するのが良いかもしれません!
実はアクティブとパッシブというのはベースに限った話ではなく、ピックアップにも存在しています。
アクティブベースとパッシブベースとは全然関係ないけど混同しがちなのが「プレシジョンベース」と「ジャズベース」です。ついでに違いをはっきりさせておくと良いかもしれません!
コメント
[…] 【ベース】アクティブとパッシブの違いは電池の有無?!特徴とメリットを読みとく […]